研究における興味と対象
地球表層環境の変化と貧酸素海洋における堆積物へのレアメタル元素濃集の関連について興味を持っています．特にペルム紀―トリアス紀境界，白亜紀海洋無酸素事変の黒色頁岩，さらに現世の黒色泥を対象にしています．極微量元素分析の手法の改善にも積極的に取り組んでいます．
アプローチ
・野外調査
・薄片作成・観察
・化学組成分析（XRF，ICP-MS）
・同位体分析（MC-ICP-MS，TIMS）
・多変量解析（独立成分分析）
・マスバランスモデリング
外部資金（研究代表者）
・若手研究「新たなレアメタル資源・黒色頁岩型鉱床はどこでできるのか？―観測と理論からの制約―」（2022～2024年度）
・研究活動スタート支援「Re-Os分析と統計解析による「第５の海底鉱物資源」の成因解明」（2020～2021年度）